[アップデート] Amazon MWAAがApache Airflow 2.10をサポートしました

[アップデート] Amazon MWAAがApache Airflow 2.10をサポートしました

Clock Icon2024.09.30

こんにちは。サービス開発室の武田です。

Apache AirflowのマネージドサービスであるAmazon MWAAで、Airflow 2.10.1をサポートしました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/09/amazon-mwaa-apache-airflow-version-210/

なお最新は2.10.2がリリース済みですが、1つ前のパッチバージョンとなっています。また、AirflowはPython 3.12をサポートしていますが、MWAAの環境ではPython 3.11ですので気をつけてください。

起動してみた

それではさくっと起動して確認してみましょう。マネジメントコンソール上で環境の作成ウィザードを見てみると、バージョン選択のプルダウンがあります。最新としてサポートされているのは2.10.1で、1個前は2.9.2です。

update-amazon-mwaa-support-apache-airflow-210_1.png

VPCやIAMロールについてはデフォルトのまま作成しました。Webサーバーのアクセスのみ 公開ネットワーク を選択しました。非公開ネットワークで作成した場合、VPNや踏み台サーバーが必要となります。セキュリティ的にはそちらの方が好ましいですが、要件によって使い分けてください。

しばらく待っていると起動できました。左下に2.10.1のバージョン番号が確認できます。

update-amazon-mwaa-support-apache-airflow-210_2.png

2.10.0でダークモードがサポートされたので切り替えてみました。

update-amazon-mwaa-support-apache-airflow-210_3.png

うーん、ダーク!

Airflow公式の紹介ブログはこちらです。DAGのオンデマンドre-parseなどの細かい機能から、データセット関係のUI強化など大きな改修が確認できます。実はデータセットはあまり使った経験がなく、使っているユーザーからするといいアップデートなのでしょうか。

https://airflow.apache.org/blog/airflow-2.10.0/

まとめ

MWAAがAirflow 2.10をサポートしました。一時期あまり追従しない時期もあったのですが、最近はアップデートが早いですね(2.9のサポートは7月)。それではよきMWAAライフを!

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